お家を探す上で知っておきたい用語や知識などをここで一気に紹介したいと思います。なお、さらに詳しく知りたい方は、その用語で検索などしてみてください。
★基礎の種類と特徴
- 独立基礎
- 布基礎
- 柱と壁の下に基礎を置く形。床の下の空間の下は土、または土にシートをかぶせた状態。
- ベタ基礎
- 家の下全体にべたっと基礎を置く形。床の下の空間の下にも鉄筋コンクリート。
- 現在は鉄筋コンクリート造ベタ基礎が主流。
- 土を掘って、砂利を敷いて、その上に除湿シートをかけて、その上に鉄筋を置いて、そこにコンクリートを入れて基礎にする。
☆基礎パッキン
- 以前は基礎に穴を開けて床下の通気をしていたが、最近は基礎と壁の間に基礎パッキンというものを設置して、そこで通気をさせる形が増えている。以前の通気口に比べ30%増しの通気が可能。湿気がなければ木が腐らないというわけで、家が長持ちする。
★木造工法の種類と特徴
- 在来工法(木造軸組み工法)
- 基本的には梁(はり)と柱と筋交い(すじかい)で作る家。
- 壁のところに木を斜めに設置する(これを筋交いという)ことで家の耐力を持たせる工法。
- 一般的かつ一番安く建てられる工法。しかし、柱の数が多くなるので、1、2本柱を減らしても素人にはわからない。つまり、欠陥住宅になる可能性を秘めている工法とも言える。
- 2×4(木造枠組み壁工法)
- 外国からやって来た壁全体で家を支える工法。
- 1階から2階3階まで達する通し柱がないのが特徴。
- 壁で耐力を持たせているので、壁を壊すようなリフォームはしにくいという欠点が実はある。
- プレハブ工法
- 部材をあらかじめ工場で製作し、建築現場で組み立てる工法
- 工場で生産するので、精度が高く、建築現場での作業が軽減されるので、工期が短縮できる。
- 工場での生産ということで、間取りの自由度が低く、リフォームもしにくいといった短所がある。
- 木造枠組み(フレーム、ラーメン)工法
- 基礎と柱、柱と梁を金物で結合させる工法。木造での耐震性を高めた造り。
- 筋交いや面で支えるということがないので、空間設計が可能になるとともに、リフォームもしやすい。
- SE構法や金物工法などといった各社独自の呼び名がある。
- この他に、メーカーや工務店独自の工法もある。
★法令上設置の義務があるもの
- 24時間換気システム(建築基準法)… シックハウス症候群対策のため。トイレなどに設置。
- 火災警報器(消防法)… 寝室と階段の上のところに設置が義務付けられている。
☆屋根
☆外壁
☆窓
- 最近はペアガラス(ペアサッシ、2重サッシ)が主流。1枚ガラスより防犯・遮音・断熱に優れている。
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